「世界の珍味を食べ尽くしたい」
当サイトの管理人である私は、物心ついた頃にはそんな夢を持っていました。
例えば北京ダックとして有名な「あひる」のお料理ですが、贅沢にも丸焼きにしたマガモの丸焼きの皮だけを削ぎ落して、小麦粉のうす皮に包んで食べるこのお料理は、一度食べた人を虜にしてしまうほど、中国の食の歴史や文化を感じさせる一品であります。
北京ダックと聞いただけで、生唾と飲み込んでしまうような人もいるのでないでしょうか。あの小麦粉の薄皮にキュウリなネギなどの野菜をのせ、丸焼にしたあひるの皮と一緒に、包み込んだら甘辛い絶妙なタレで頂くには、紹興酒が良いとも思われるが、ミディアム系の赤ワインなどにも合うとコイン的には考えています。
他にも各国には、珍味が数多くあります。
先に挙げた中国料理だと、世界三大ハムと呼ばれる金華ハム、最初の一口に目が覚めるピータン、フカヒレ、燕の巣・・・、人間の食に関する探究心が随所に垣間見られるような一品ばかりであります。
日本の珍味と知られる、このわたなどは、珍味として紹介されないとゲテモノ扱いされてしまうような外見ですが、一度その味にハマってしまうと、旬の季節の酒の席では、あの潮の香りを求めずにはいられなくなってしまいますね。
珍味には、なぜだか不思議とアルコールが合うもので、その相乗効果は計りしれません。