食べ物小話

世界にあるたくさんの食べ物、その多くには歴史があります。

例えば保存食。その歴史は非常に古いと言われています。

縄文人の貝塚と「保存食」

縄文人たちのゴミ捨て場として知られる「貝塚」ですが、貝塚に多くの貝殻が捨てられていたようです。どうして縄文人のゴミ捨て場から、こんなにもたくさんの貝殻が出てきたのでしょうか。縄文人たちのゴミ捨て場に捨てられていたものを解析しながら、その暮らしぶりを、ご一緒に探っていきましょう。

縄文人のゴミ箱、「貝塚」に捨てられていたものは、たくさんの貝殻の他に、魚や、動物の骨、ドングリなどが見つかっているようです。さらに縄文時代の縄文人が使っていたものとして、様々な道具も見つかっているようなのです。土器、つりばり、銛などの先などが、出土されているようです。

縄文時代と言うと、とても原始的な生活をしている野蛮人などと、皆さんは想像されるかもしれませんが、彼らが使っていた土器や石器などというものは、使い方さえ慣れてしまえば、現代の私たちが使っている包丁やハサミなどとほとんど変わりがないほど、使い勝手の良いものなのだそうです。

また、貝塚から出てきているたくさんの貝殻なども、現在私たちは食べているハマグリ、牡蠣、サザエ、アサリなどもみつかっている事から、もしかすると、縄文人たちの食事風景は、現代の私たちが、海の幸を海辺で浜焼きにするような情景と全く同じものかもしれませんね。

縄文人が、たくさんの貝を食べていた痕跡がわかるのが、「貝塚」でありますが、その貝殻の成長具合などから伺い知れる事は、多くの貝類が食物として採集されていた時期は、春の始めの頃ではなかったのかといった研究がなされているようです。

日本の四季を通して、春先は 魚などが取れにくいとされていて、縄文人は、冬を越す為に蓄えていた食物も底を尽き、その食料不足から貝類などをより多く食べていたのではないかと考えられています。

また貝類は、干したり煮たりすることで、「保存食」として日常的に備蓄されていたのではないかというような考えもあるようです。縄文人のゴミ箱「貝塚」からみつかった、たくさんの貝殻は、様々な事を現代の私たちに伝えてくれているようです。

現代の私たちも、貝類を干したホタテの貝柱などを「保存食」として蓄えています。また、西洋文化として伝来したハムやチーズ、ヨーグルトなども「保存食」と言われています。私たちの日本人の祖先である縄文人たちが、様々な食物を保存する知恵を持っていたことから、日本の歴史が育まれてきたということを「貝塚」は教えてくれているようです。

また近年ではただ食べるだけでなく、健康への影響も考え、高栄養で体に良い食材を選ぶ人も増えてきました。最新技術で作られた有機栽培の野菜も販売されており、一般の消費者が気軽に購入することも可能です。

当サイトではこのような、食べ物にまつわるエピソードをはじめ、食材の美味しい食べ方なども紹介していけたらと思っています。

冬瓜の優しさと夏の風景

「冬瓜」は夏野菜なのですが、どうして「冬」の文字がつくのでしょうか?

「冬」の季節まで保存がきくので、そのように呼ばれるようになったようです。昨年の今ごろ頂いた、高級中華レストランでの冬瓜スープは、高級食材とされる冬虫夏草入りのスープでありました。「冬瓜」自体は、クセや味のあるものではないのですが、優しく、ほのかな苦みがどうしても1年に1回は、口にしたいと思わせる食材です。

漢方としては、利尿作用に優れているようで、水太りのダイエットなどに適しているようです。こんな事を聞かされたら、1年に1回ではなく毎日でも、冬瓜を食したくなりますが、冬瓜は、調理方法や、その大きさによる冷蔵庫での場所取り問題から、どうしても保存方法が問題視されてしまう野菜ですので、必然的に外食の際に、注文する事がほとんどとなります。

祖母が作ってくれた、鶏ひき肉のあんかけ冬瓜を食べた時、この世で1番優しい味の食べものだと思った瞬間の感覚が、私の冬瓜のイメージです。そろそろ、そんな季節がやってきました。祖母のお墓参りと冬瓜の季節であります。

好きな具でホットサンドを自宅で作ろう

最近は、駅の珈琲スタンドなどでも朝食や軽食メニューとしてよくみかける「ホットサンド」ですが、喫茶店で食べられる特別なものではなく、自宅でホットサンドが食べられる、ホットサンドメーカーが、巷で密やかなブームとなっているようです。

電気を使うもの、ガスを使って調理するものなど様々なタイプがるようですが、ガスと使うタイプのものなどですと、キャンプなどのアウトドアにおいても、簡単に美味しいホットサンドができるという事で、アウトドア用品コーナーでも大変人気のある調理器具の1つとなっているようです。

ホットサンドといえば、ハムチーズを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ホットサンドの具は無限大であり、最近では、納豆やキムチなどの変わり種があったり、パンで味付けご飯を包むというようなユニークな人もいるようです。ホットサンドは、食事にもデザート感覚としても、様々なタイプの具を包み込む事ができますので、お弁当としてテイクアウトするにも良いですね。

ただ、パンを温める事で、パンの水分が飛んでしまう事から、パンの耳などが硬くなってしまい食べるまでに時間のかかるお弁当などには、パンの耳をカットしたものの方が、食べやすいかもしれませんね。

ホットサンドメーカーの器具によっては、パンの表面にキャラクターや文字の書かれた焼き目をつける事ができるものもあり、子どもたちなどは、喜んでペロリとたいらげてしまいます。食に楽しみを生み出してくれるホットサンドメーカーは、日本だけではなく世界各国の人々に愛され、様々な国々の名産の品々を挟み込んでサンドウィッチを作っているようです。