ドイツ人の暮しと日本人

ドイツ人の人達は、森歩きの好きな人々だとも言われます。週末などの休日には、友人知人などの多くの人々に声を掛け合って 青空の空の下でバーベキューパーティーなどを開くのが楽しみなのだそうです。

ドイツには、たくさんの美味しいソーセージや、生ハムなどがありますから、そのような塩漬けにしたお肉や、じゃがいも、果物のりんごや、ピクルスなどを持ち寄って、森や公園などに出かけるそうです。ドイツでは10月頃から、冬支度となり急に日が短くなるので、陽気のよい夏のシーズンには、冬には外でバーベキューパーティーなどが楽しめない分、大いに皆で楽しむのだそうです。

冬を迎えるころになると、ドイツの人々はクリスマスの準備をし始めます。

ドイツ人にとってクリスマスの時期は、大変、大切なイベントごととされているようです。クリスマスの飾り付けを、家族みんなで行ったり、クリスマスの一か月ほど前から、母親や子供たちはクッキーやお菓子などを焼き、 ドイツでは大変有名なお菓子のシュトーレンなどを作ります。

シュトーレンは、ドライフルーツなどをたくさん入れ込んだ焼き菓子ですが、これはおくるみに包まれたキリストを表しているなどとされています。シュトーレンは、保存食などと言われ2ヶ月程日持ちがするそうです。

焼いてからすぐに食べるよりは、何日もたってから食べた方が、味が馴染んで美味しいのだそうです。 ドイツの冬は大変厳しく長いので、クリスマスの時期を家族や友人らと過ごすことで、気持ちの温かな冬を過ごすのでしょうね。

昔から日本人とドイツ人は、よく似ているなどと言われることがありますが、それはドイツ人が真面目で勤勉であるというところが、日本人とよく似ているなどと言われているそうです。真面目で勤勉であるドイツ人は、自然などの環境を汚さないというような精神を強く持っていることから、ゴミの分別やリサイクルなどにも、精力的に取り組んでいるようです。

これは私達、日本もおおいに見習いたいところですね。

           

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