サケ

サケは、身体を引き締まる効果が期待できる作用を持っています。身体を温める効果もあります。これはサケの肉を赤くしている成分の働きによるものです。サケは血行をよくします。そのため、冷え性や肥満の人にとっては、食べるべき食材といえます。さらに強力な抗酸化作用とコレステロールを除去する作用もありますので、がん予防にもなります。栄養素のほうも、タンパク質を豊富に含んでいますし、そのタンパク質の吸収を良くしてくれるビタミンB2やB6も多いので、利用効率が高いといえるでしょう。動脈硬化や血栓を予防して血液をサラサラにするEPA、脳の働きをよくするDHAも豊富です。サケを食べると認知症の予防にも期待がもてるようです。また、サケは皮もぜひ食べて欲しいです。サケの皮にはコラーゲンがたっぷりと入っています。コラーゲンは、細胞の代謝を活性化する作用があります。美肌にもとてもいいですし、老化の予防にも役立ちます。DHAやEPAというような、良質の脂肪酸が含まれているのは、サケの皮のすぐ下なのです。だから、皮まで残さず食べるようにしましょう。サケに含まれるカルシウムは骨粗鬆症予防になります。ビタミンAは、100gあたりで、牛の赤身の三倍以上入っています。目や肌の健康に期待です。いくらやすじこには、ビタミンEが豊富です。これは美肌効果、がん予防、生活習慣病の予防になります。サケを使った料理には、野菜をたくさん摂れる鍋料理が人気です。クリームシチューなど、北海道の食材で作ると美味しいです。野菜もじゃがいも、にんじん、牛乳、たまねぎ、ブロッコリーと煮込むと美味しいものはたくさんあります。他にも石狩鍋など野菜と一緒に食べて健康になりましょう。