アナゴとドジョウ

アナゴにはビタミンAがとてもたくさん入っています。ビタミンEも含まれているので、夏バテの防止、疲労回復、ドライアイや視力の低下の予防、また肌荒れの改善といったことに有効です。アナゴはヌルヌルしていますが、これは、外敵から身を守るためのものです。ムチンというタンパク質でできています。それで食べると強壮効果を発揮できます。アナゴはお寿司屋さんでも人気です。家庭でアナゴをさばいて料理するという感覚はあまりないのですが、ネットではレシピが紹介されています。甘辛く炊くのが美味しいと思います。ドジョウというのは、うなぎよりもカルシウムが豊富です。ドジョウの脂質は白身さかな程度で含有量は少なく、タンパク質、ビタミンやミネラルが豊富です。鉄分もほうれん草よりも多く含んでいます。ドジョウは骨粗鬆症や貧血の予防にとても有効です。身体を温めてくれます。強精作用を発揮してくれますし、母乳の出をよくしてくれます。ドジョウは冬眠をするということで、冬から春はやせていて、ぜんぜん栄養にはなりません。旬は夏で、味も良くなります。ドジョウ鍋というのがありますが、野菜のゴボウとネギと卵を使った鍋です。ドジョウも自分で作る感覚がありません。料理屋で食べる感じです。浅草に有名なところがあって、食べたことがあるのですが、ドジョウのイメージは少し変わりました。美味しかったのですが、骨がけっこうあったような気がします。骨まで食べられるので、骨粗鬆症の予防になりそうです。江戸時代のドラマなんかでも、ドジョウ屋さんがよくでてきます。その頃のごちそうだったということと、すごく身近な食べ物だったんですね。野菜と食べると栄養満点です。